朝からワインを飲むのはアリなのか?そのメリットについても解説!

朝からワインを飲むのはアリなのか?そのメリットについても解説!

フランス人は朝から飲むのが普通


フランスは言わずと知れたワイン王国ですが、フランス人は昼間から普通にワインを飲む習慣があります。

フランス人にとってのワインは水のようなもので、ワインを飲まずに食事をするなんてあり得ないと考える人が多いです。

週末に家族や友人と食べるランチはもちろん、仕事がある平日のランチタイムであっても、ワインを飲む人はたくさんいます。

そして、ランチタイムにワインを飲むことで驚いていてはいけません。
何と朝から飲むことも珍しくないのです。

フランスの北部に位置するノルマンディー地方では、朝から「カルヴァドス」というリンゴのワインを飲む習慣があります。

カルヴァドスとは発酵させたリンゴの果汁を蒸留して造られる、アルコール度数が40度ほどある強いお酒なのですが、エスプレッソ・コーヒーに少し加えたり、コーヒーを飲み終えた後のカップにカルヴァドスを注いで楽しんだり、中にはコーヒーをチェイサー代わりにしてカルヴァドスを飲む人もいるのだとか。

こうした飲み方は「カフェ・カルヴァ」と呼ばれていますが、朝にこのカフェ・カルヴァを飲んでから出勤する人もいるらしいです。日本ではちょっと考えられない光景ですよね。

僕は仕事帰りの夜に晩酌をするのが日課ですが、出勤前の朝はもちろん、平日の昼間にはさすがに飲めないです。フランス人、恐るべし…。

朝からワインを飲むメリットはたくさん


朝からワインを飲む習慣は、日本ではあまり馴染みがありませんが、実はいろいろなメリットがあります。

  • 血行が良くなる
  • 朝ごはんを美味しく食べられる
  • アルコールでリラックスできる

ここからは、それぞれのメリットについて、具体的に詳しく見ていきましょう。

血行がよくなる

ワインに含まれるポリフェノールやビタミンなどの成分が、全身の血行を良くして体を温めてくれます。血流が良くなると代謝が上がるので、朝から脂肪が燃焼されやすい状態になります。

また、アルコール自体にも血管を拡張させる働きがあるため、ワインは他のお酒以上に相乗効果で血行が良くなるのです。

朝ごはんを美味しく食べられる

朝は食欲がなくて、朝食抜きという生活の人もいると思います。赤ワインに豊富に含まれているポリフェノールやビタミンには、胃腸の働きを助け、消化を促進する効果があると言われています。

また、白ワインに多く含まれる有機酸には、腸内を弱酸性に保ち、善玉菌を優勢にする効果があることが知られています。腸内環境が良くなることで、結果として消化促進にも効果が出ることが期待できます。

さらにアルコールには胃の蠕動(ぜんどう)動きを刺激する働きがあるので、赤ワイン、白ワインどちらを飲んでも食欲増進させ、朝食を美味しく食べることができます。

アルコールでリラックスできる

アルコールを摂取すると、開放的でポジティブな気分になることができます。
これは理性を司っている大脳新皮質の働きが低下して、本能や感情を司っている大脳辺縁系の働きが活発になるためです。

また、ワインは色や香りからくるカラーセラピー、アロマセラピー効果もあり、よりリラックスできます。

朝からワインを飲むのは休日の楽しみにしよう


フランス人のように、朝からワインを飲むライフスタイルには憧れますよね。

日本でもセレブな女性たちの間では、朝にシャンプーではなく、朝からシャンパンの朝シャンを楽しむ人もいるという話を聞いたことがあります。

ただ、飲みすぎや依存症を防ぐという意味からも、仕事のある平日の出勤前に飲むのはおすすめしません。

朝からワインを飲むのは、ぜひ休日の楽しみに取っておきましょう。ワインのストレス解消効果についてはこちらで解説しています。

まとめ

今回は、朝からワインを飲むのがアリなのか、フランス人のライフスタイルも紹介しながら、朝ワインのメリットについてお伝えしてきました。

*フランス人は朝からワインを飲むのが普通

朝からワインを飲むメリット

  • 血行が良くなる
  • 朝ごはんを美味しく食べられる
  • アルコールでリラックスできる

*朝からワインの生活には憧れるけど、休日の楽しみにしよう

朝からワインを飲むメリットはいろいろありますが、仕事に与えるリスクも考えたうえで、休日の朝限定の優雅な過ごし方として楽しんでみてはいかがでしょうか。

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