飲みかけワインの保存方法はコレ!
家飲み用にワインを開けると、飲みきれずに残ってしまったワインをどうするか、保存方法に悩んだことはありませんか? グラス1杯だけ飲みたい気分の時など、困りますよね。
ワインはいったん開栓すると、ワインが空気に触れる状態となるので、酸化が急速に進みます。開栓したワインは基本的に冷蔵庫で、ボトルを立てて保管することを忘れないようにしましょう。
最初から少ししか飲まないとわかっている場合は、ワインの酸化をできる限り防ぐために、開栓後すぐに小さな瓶に小分けしておくという方法があります。
空気とワインが触れ合う面積を小さくし、劣化を防いでくれます。
風味や鮮度をできるだけ保つアイテムとして、抜栓したコルクの代わりに
- 真空ポンプ
- ワインストッパー
- シャンパンストッパー
などを使って栓をする方法があります。
真空ポンプとワインストッパーは、非発泡のワインに使うアイテムで、瓶の内部を真空状態にすることによって、ワインが酸化するのを抑えてくれます。
シャンパンストッパーは、スパークリングワインに使うアイテムです。
また、ゴム製のキャップをしてプラスチック製のポンプでワインボトル内の空気を抜き取る「バキュバン」や、有名ソムリエが海外から日本に持ち帰ったのをきっかけに知られるようになった、無臭のガスをワンプッシュすることでワインの酸化を防ぐ、「ワインセーブ」も使いやすいと評判です。
飲み残したワインは7日以内に飲み切ろう
開栓後のワインの保存可能な期間は、ワインの種類によっても異なります。ワインを美味しい状態で味わうための目安となる保存期間は、軽めの白ワインやスパークリングワインの場合、1~2日程度です。
リースリングやソーヴィニヨン・ブランなどの白ワインの場合は、2~3日程度が良いでしょう。
樽香のあるシャルドネなどコクのあるしっかりとした味わいの白ワインなら、4~5日は大丈夫です。日を追うごとに香りが少しずつ変化していくのを楽しむのもいいですね。
ピノ・ノワールなど繊細な香りが魅力のワインは、2~3日以内に飲みきりましょう。カベルネ・ソーヴィニヨンやシラーなど、しっかりとしたタンニンのある赤ワインなら、4~5日程度が目安になります。
その場合でも、7日以内に飲みきりましょう。
糖度の高い甘口・極甘口の白ワインの場合は、もう少し大丈夫なものもありますが、一般的には7日以内と覚えておいてくださいね。
ワインセラーがあれば飲みかけワインも少し長持ちする
開栓後のワインは、自宅だとできるだけ空気に触れないようにして、冷蔵庫で保管する人が多いと思いますが、少し大きめのワインセラーがあると飲みかけのワインも、一般的に言われている保存期間の目安よりも、少し長持ちさせることができます。
小さいサイズだとボトルを立てることができませんが、ボトルを立てて保存できる大きさのワインセラーなら、ワインにとって最適な湿度・温度を保ち、振動も最小限に抑えられます。
ワインセラーは通販でも揃えることができます。ワイン通販の利点についてはこちらで紹介しています!
まとめ
今回は、飲みかけワインの保存方法について解説してきました。
*飲みかけのワインは、冷蔵庫でボトルを立てて保管する。
*最初から少ししか飲まない時は、開栓後すぐに小瓶に小分けしておく。
*風味や鮮度を保つアイテムを活用する。
- 真空ポンプ
- ワインストッパー
- シャンパンストッパー
- バキュバン
- ワインセーブ
*開栓後のワインは7日以内に飲み切ろう。
*ワインセラーがあれば、少し長持ちさせることが可能。
自宅で少人数でワインを飲む場合など、飲みかけのワインが残った時の参考になれば幸いです。